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Audi Q6 e-tron、第2世代のデジタルOLEDを採用: インテリジェントで鮮やかなライティング

・世界初公開のユニークなヘッドライトとリヤライト、アクティブデジタルライトシグネチャー
・MMIおよびmyAudiアプリから、ヘッドライトとリヤライトのデジタルライトシグネチャーを選択
・オンデマンドで利用可能なデジタルライトシグネチャーを搭載したパッケージを提供

2023年7月26日 インゴルシュタット/トースハウン:第2世代のデジタルOLEDリヤライトを採用したAudi Q6 e-tronは、ライトデザイン、機能性、安全性を新たなレベルへと引き上げる。この革新的テクノロジーは、自動車のライトデザインと「Car-to-X」コミュニケーションを根本的に変えることになるだろう。アウディは、エクステリアライトにより情報を表示することで、他の道路ユーザーとコミュニケーションできるインテリジェントなディスプレイを開発している。今回発表されるのは、新しいコミュニケーションライト。アクティブデジタルライトシグネチャーは、Audi Q6 e-tronと同時に世界初公開される。このライトは、斬新かつ鮮やかな印象を与え、アウディのライティングテクノロジーの未来を示す。進化を遂げたマトリクスLEDヘッドライトのデジタルデイタイムランニングライト、および新世代のデジタルOLEDリヤライトにより、今回初めて、オプションでデジタルライトシグネチャーを選択できるようになった。さらに、オンデマンドでデジタルライトシグネチャーを購入することもできる。

Audi Q6 e-tronは、アウディのeモビリティにおける新たな扉を開くだけではない。このモデルに搭載されるライティングテクノロジーは、アウディのDNAにとって重要な要素となっている。世界初のアクティブデジタルライトシグネチャーを搭載したAudi Q6 e-tronは、アウディ独自のデザインと美学を象徴し、新しい時代の到来を告げる。

第2世代のデジタルOLEDテクノロジーは、新しいアウディモデルのエクステリアの特徴となり、その機能は大幅に拡大されている。デジタルOLEDリヤライトの印象的なコミュニケーションライトにより、安全性も向上する。また、Q6 e-tronはパーソナライズの新たな基準を設定する。マトリクスLEDヘッドライトとデジタルOLEDリヤライト2.0では、デイタイムランニングライトのデザインが見直され、これに合計8種類のオプションのデジタルライトシグネチャーを追加することで、お客様はこれまでにない方法で、Q6 e-tronの外観を好みのスタイルでカスタマイズすることができる。これは、MMIだけでなく、今回初めてmyAudiアプリ経由でも可能になる。さらに、車両納車後にデジタルライトシグネチャーを購入することもできる。

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シグネチャーと動きのあるデザインを初めて組み合わせたアクティブデジタルライトシグネチャー ヘッドライトとリヤライトは、一見まるで生きているように見える。これは、世界初のアクティブデジタルライトシグネチャーの第一印象。この機能は、デジタルライトシグネチャーのオプションパッケージの一部として提供される。ライティングデザイン責任者のセザール ムンターダは、次のように説明している。「Audi Q6 e-tronは、市販モデルとして初めて、ライトの形状だけでなく、その動きの両方をデザインしました。ライティングデザインと新しいテクノロジーを完璧に組み合わせたことにより、Audi Q6 e-tronのライトは、これまで以上に鮮やかでインテリジェントに見えます。私たちはライトシグネチャーに独自の個性を与え、同時にデジタル世界に独自の美学を与えました。世界初のアクティブデジタルライトシグネチャーを採用したQ6 e-tronは、アウディ独自のデザインと美学の新時代の到来を告げるものです」。

アウディとアウディグループのソフトウェア開発会社CARIADが、共同開発したソフトウェアモジュールにより、このライトシグネチャーが可能になる。このモジュールは、Audi Q6 e-tronのドメインコンピューターに組み込まれている。第2世代のデジタルOLEDリヤライトでは、それぞれ360のセグメントを備えた6枚のOLEDパネルが、専用開発されたアルゴリズムを使用して10ミリ秒ごとに新しい画像を生成する。このアルゴリズムにより、アクティブデジタルライトシグネチャーは、Q6 e-tronの「思考」を動きにより可視化することで、車両の反応を表現し、個人的な対話能力を実現する。フロントのアクティブデジタルライトシグネチャーは、アルゴリズムと12個の調光可能なセグメントの組み合わせによって生成され、リヤではすべてのデジタルOLEDセグメントが使用される。個々のライトセグメントは相互に作動するため、ライトシグネチャーの全体的なイメージの光度が変化することはない。

第2世代デジタルOLEDテクノロジー
2016年、アウディはAudi TT RSに新しいライティングテクノロジー(デジタルOLEDテクノロジー 1.0)を導入しました。このモデルは、有機LED(OLED)をリヤライトに使用した最初のモデルだった。OLEDエレメントは、完全な均一性と高いコントラストを備えた光を生成する半導体ベースの面光源で、明るさも調整可能。さらに、OLEDライトの形状は自由に設定することが可能で、切り替え可能なセグメントに正確に分割できる。OLEDリヤライトのダイナミックなライティングシナリオも、Audi TT RSと共に初登場した。

2020年、デジタルOLEDリヤライトを採用したAudi Q5が登場し、初めて個別のリヤライトシグネチャーを選択できるようになった。これにより、アウディはリヤライトシグネチャーをデジタル制御する最初の自動車メーカーとなった。ライトシグネチャーの変更は、OLEDの主な特徴である、高いコントラスト、切り替え可能なゾーンのセグメント化、高い光均一性に加え、セグメントを非常に密に配置する機能によって実現した。アウディは、このようなテクノロジーの進化を提供する、唯一の自動車メーカーであり続ける。

2022年、このオプションはデジタルOLEDリヤライトを備えたAudi A8に標準装備された。このモデルでは、CPUや周辺機器を接続するバスシステムにより、ソフトウェアで各リヤライトパネルと各OLEDセグメントを個別に制御できるようになった。Audi A8では、MMIを介して3種類のリヤライトシグネチャーを選択することができる。さらに、S8では4種類を選択可能。

ライティング開発責任者 ステファン ベルリッツは次のように説明し、このテクノロジーの背景にある明確な戦略を示している。「アウディは、リヤライトにOLEDテクノロジーを使用する可能性を早くから認識しており、それ以来、このテクノロジーを採用する唯一の自動車メーカーとして、体系的に開発とデジタル化を進めてきました。その結果、これまでにない幅広いライティング機能をお客様に提供できるようになりました。デジタルOLEDは、従来のライティングシステムよりも構造がシンプル、軽量で、均質な光を発します」。ベルリッツは、未来を見据えて次のようにコメントしています。「デジタルOLEDは、その強いコントラストにより、徐々にエクステリアディスプレイとして利用されており、車両の周囲とのコミュニケーションを可能にする重要な要素となっています。2020年からは、proximity indication function(光を利用した他の道路利用者とのコミュニケーション機能)により、光を使用して他の道路ユーザーにメッセージを送ることが可能になっています。Audi Q6 e-tronにはコミュニケーションライトが追加され、安全性がさらに向上ししています」。

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第2世代デジタルOLEDリヤライトの詳細
Audi Q6 e-tronおよびその後のモデルのリヤライトに次世代デジタルOLEDを採用することで、アウディは機能とデザインの自由度を大幅に拡大するだけでなく、安全性も向上させる。今回初めて、デジタルOLEDリヤライトは、実際に走行する環境の中で具体的なコミュニケーションを行うことができるようになった(Car-to-Xコミュニケーション)。デジタルOLEDパネル1枚あたりのセグメント数は、第1世代の6から60に増加した。Q6 e-tronのリヤライトには、6枚のOLEDパネルが使用され、合計360のセグメントに分割されている。新しいE3電子アーキテクチャーにより、ドメインコンピューターの1つのソフトウェアモジュールを使用して、この大幅に増加したセグメントを制御できるようになった。デジタルOLEDパネル1枚あたりのセグメント数が今後も増加することにより、将来的には、自動車のリヤライトをディスプレイとして活用し、Car-to-Xコミュニケーションを強化して、安全性をさらに高めることが可能になる。

革新的なデジタルOLEDテクノロジーは、他に類を見ない均一な光と非常に高いコントラストを特徴とし、全く新しいリヤライトデザインの可能性を広げる。このテクノロジーには、他にも利点がある。面光源には反射板、ライトガイド、光学系の装置が必要ないため、構造が非常にシンプルになる。これらの特性を組み合わせることで、アウディのエンジニアとデザイナーは、従来の2次元および3次元デザインの境界を打ち破ることができる。つまり、平面上に立体的な造形を生み出すことが可能になる。リヤに統合された表現力豊かなLEDライトストリップに加え、3Dガラスを採用することにより、リヤライトシグネチャーを他のライティング機能から分離することに成功した。

アウディは、車両のフロント部分にも革新的な機能を採用している。次世代のデジタルデイタイムランニングライトとライトモジュールは視覚的に分離され、デザインがより明確になった。デザイナーは、合計70個のLEDユニットを透明な3Dオブジェクトとして設計することにより、革新的なデジタルデイタイムランニングライトの開発に成功した。デジタルデイタイムランニングライトのフロントセクションは、精密なプリズム構造を備え、金属製の3Dトリムがそれらを取り囲んで、特徴的なデジタルアイを創出している。

インテリジェントなヘッドライトとリヤライトによる安全性の向上
アウディはまた、車両の安全機能を新たなレベルへと引き上げています。他のアウディモデルではおなじみの機能である車両接近アラートが、新型Q6 e-tronでは拡張され、コミュニケーションライトが組み込まれた。このライトは、デジタルOLEDリヤライトと統合されており、危険な道路状況では警告シンボルと通常のリヤライトグラフィックによる特定のリヤライトサインを表示することで、後続車に事故や故障といった危険を事前に知らせる。このように、アシスタンスシステムは、アウディドライバーやその他すべての道路ユーザーを支援する。デジタル化されたヘッドライトを通じて道路ユーザーに事故や危険を警告するA8の高度な交通情報システムと同様に、コミュニケーションライトは人工知能技術であるスワームインテリジェンス(群知能)に基づくデータを使用する。さらに、第2世代デジタルOLEDリヤライトは、エマージェンシーアシスト、RECAS(追突警報信号)、ハザードランプ、エマージェンシーコール(eCall)、ロードサイドアシスタンスコール(bCall)、エマージェンシーブレーキライトの各警告シンボルをコミュニケーションライトに表示する。

コミュニケーションライトは、エグジットワーニングにさらなる安全機能を追加します。以前は、別の車両や自転車が近づいてきた場合など、車両から降りる場合にのみ乗員に警告していた。しかし、新しい機能では、リヤライトのグラフィックに専用のライトシグネチャーが表示され、後方から近づいてくるサイクリストやドライバーに警告する。このようにして、Audi Q6 e-tronは、安全コンセプトを他 の道路ユーザーにも拡張し、すべての人々の交通安全を向上させる。

さらに、コミュニケーションライトは、自動駐車モードを使用しているときに、パークアシストのステータスを示すために、前後に特定のライトシグネチャーも表示する。これにより、すぐ近くにいる道路ユーザーは、車が安全に注意して近づいていることがわかる。

新しいレベルの自由な選択肢:MMIとmyAudiアプリ経由で利用可能なデジタルライトシグネチャー
ヘッドライトとリヤライト用に、最大8種類のデジタルライトシグネチャーを用意したことにより、ドライバーはQ6 e-tronをカスタマイズする新しい自由な選択肢を楽しむことができる。ユーザーは、myAudiアプリを使用するか、車内でMMIを使用してシグネチャーを選択できる。カミングホーム/リービングホーム ライティングシナリオを備えた6種類の追加シグネチャーと、それに対応するデジタルライトシグネチャーは、追加のオプションパッケージを通じて利用できる。

ユーザーは、myAudiアプリを介して、車外からパーソナライズしたライトシグネチャーを点灯させて、ダイナミックライティングシナリオおよびカミングホーム/リービングホームの機能を直接見ることができる。第2世代デジタルOLEDリヤライトのコミュニケーションライトや近接表示も同様。さらに、マトリクスLEDヘッドライトの道路標識反射抑制機能およびオブジェクトマスキング機能のデモンストレーションを見ることも可能。

Audi Q6 e-tronをさらにカスタマイズするために、お客様は車両購入後に、オンデマンド機能を使用して、LEDヘッドライトプラス/マトリクスLEDヘッドライトおよびデジタルOLEDリヤライト用のデジタルライトシグネチャーのパッケージを購入できる。お客様は機能を買い取るすることも、特定の期間だけ購入することもできる。このような柔軟性により、お客様は好みに合わせて最大8種類のデジタルライトシグネチャー(デジタルOLEDリヤライトおよびLEDヘッドライトプラス/マトリクスLEDヘッドライトを組み合わせた場合)を選択可能。また、ハイビームアシストとマトリクスパッケージをオンデマンドで購入することもできる。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版。
※日本仕様の導入時期、仕様、価格は未定。

https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

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