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三菱自動車、軽商用車『ミニキャブバン』、軽乗用車『タウンボックス』を一部改良

ミニキャブバン「M」

三菱自動車工業株式会社は、軽商用車『ミニキャブバン』と軽乗用車『タウンボックス』の先進予防安全技術「e-Assist」を機能強化するなど一部改良を施し、全国の系列販売会社を通じて7月11日(木)より販売を開始します。メーカー希望小売価格は、『ミニキャブバン』が968,760~1,567,080円、『タウンボックス』が1,682,640~1,887,840円(いずれも消費税8%込)。


タウンボックス「G」

1.主な変更点
(1)先進予防安全技術「e–Assist」
『ミニキャブバン』の「ブラボーターボ」、「G」、並びに『タウンボックス』全車に機能強化した先進予防安全技術「e–Assist」を標準装備し、いずれも「サポカーSワイド*1」に該当した。
①衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM*2] (ステレオカメラタイプ)
従来モデルのレーザーレーダーに代わり2つのフロントカメラを採用し、前方の歩行者の検知を可能としました。さらに作動車速域を、従来モデルの約5km/h~約30km/hから、約5km/h~約100km/hまで拡大し、安全性能を向上した。
②後方誤発進抑制機能(新規追加)
停車または徐行で後退中、後方に障害物がある状態でアクセルペダルを強く踏み込むと、エンジン出力を自動的に抑制して急な後退を防止し、誤操作による衝突を回避する。
③後退時ブレーキサポート(新規追加)
リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーが後方の障害物との衝突を回避できないと判断した場合、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害を軽減する。
④車線逸脱警報機能(新規追加)
約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、前方不注意等で車線をはみ出すと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、ドライバーに注意を促す。
⑤ふらつき警報機能(新規追加)
約60km/h~約100km/hで走行中、車線の左右区画線を検知し、直前の走行データを基に自車のパターンを計測。車両が「ふらつき」と判断した場合、ブザー音とメーター内の表示により警報を発し、ドライバーに注意を促す。
⑥先行車発進お知らせ機能(新規追加)
先行車が発進すると自車との距離を計測。先行車が約4m以上離れても自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示によりドライバーに先行車の発進を知らせる。
⑦ハイビームアシスト(新規追加)
ステレオカメラで先行車のライト、街路灯の明るさなど車両前方の状況を判断し、ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動的に切り替える。
(2)ヒルスタートアシスト
『ミニキャブバン』の「ブラボーターボ」、「G」、並びに『タウンボックス』全車にヒルスタートアシストを追加*3しました。坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時、ブレーキを最大約2秒間キープし、車両の後退を一時的に抑える。

*1…サポカー(セーフティ・サポートカー)は安全運転をサポートする先進技術を搭載したクルマです。高齢運転者を含めた全てのドライバーによる交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、国が推奨する新しい自動車安全コンセプトです。搭載機能に応じて「サポカー」「サポカーS(ベーシック、ベーシック+、ワイド)」に区分されています。
*2…Forward Collision Mitigation system
*3…『ミニキャブバン』の「M」5AMT車には従来から設定あり。

2.メーカー希望小売価格
(リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれない)
(1)『ミニキャブバン』

(2)『タウンボックス』

*4…環境対応車の普及促進税制に基づく減税措置は、自動車取得税は2019年9月30日新車届出、自動車重量税は2021年4月30日新車届出まで。

『ミニキャブバン』の車種サイトはこちら:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/minicab_van/
『タウンボックス』の車種サイトはこちら:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/