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株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、新型車 GR 86 の発売に伴い、GR ブランドのカスタマイズパーツをラインナップし、10 月 28 日に発売した。

GR86 用 GR PARTS のコンセプトは「Stylish Street Sports」。
このコンセプトには、「日常」と「非日常」を高い次元で調律するという思いが込められている。
「日常」には、愛車と毎日触れ合う通勤やお買い物、デートシーンでの活躍を想定している。対して、「非日常」は、毎日乗っている中でもサーキットに行きたいと思えるような「走り」を想起させるシーンを想定している。
エアロパーツは、デザイン段階から CFD 解析(Computational Fluid Dynamics=数値流体力学の略。コンピューター上で車両に風を当て空気の流れを計算する手法)を取り入れた開発を行い、そこで得た結果をもとに細かな形状の修正を繰り返し開発しました。こうした解析で空力性能はもちろんのこと、スタイリングのカッコよさや日常での使い勝手までを含め、車両のトータルバランスが高次元でまとまるようにデザインされている。
エアロパーツの空力やデザインのバランスだけでなく、操安特性を決定づけるトータルバランスにも重点を置いている。試作品を用いて社内開発ドライバーがテストコースを走行し、エアロパーツやサスペンション、ボディ剛性パーツのすべてのパーツバランスを調律しながら開発を行いました。その結果、街乗りからワインディングまでのすべての領域で感じ取れるハンドリング性能と、同乗者にも優しいワンランク上の
乗心地の両立を実現した。

また、今回はマフラーサウンドにもこだわり、国内最高峰のレース活動で培った独自のノウハウと技術を基に、MBD(モデルベース開発)手法を取り入れて開発を行った。コンピューター上でシミュレーションを繰り返しながら、常用域での不快なこもり音を排除し、高回転での増幅感が向上する最も官能的な高音サウンドを造り込んだ。
なお、株式会社 KINTO 様が展開する“クルマのサブスク”「KINTO ONE」においても、GR PARTS を装着した新型車 GR 86 をラインナップしており、サブスクリプションというクルマの所有形態でも気軽にカスタマイズを楽しむことができる。

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