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スズキ、福祉車両ウィズシリーズ 新型「スペーシア 車いす移動車」を発売

スズキ株式会社は、福祉車両ウィズシリーズに、11月に全面改良した新型「スペーシア」をベースとした、新型「スペーシア 車いす移動車」を設定し、2WD車は12月22日、4WD車は2024年3月21日に発売する。

新型「スペーシア 車いす移動車」は、新しい衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備したほか、「低速前進時ブレーキサポート」や「後退時ブレーキサポート」などを搭載し、安全機能が充実しました。また、今回新たに4WD車を設定した。
さらに、テールゲート一体型スロープに前倒し機構を採用したほか、車いす乗員用の手すりを回転タイプとすることで利便性を高めた。
その他、車椅子簡易固定装置※1を販売会社装着アクセサリーとして設定した。

新型「スペーシア 車いす移動車」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」※2、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」※3に該当する。

* スペーシアでは「低速前進時ブレーキサポート」と「後退時ブレーキサポート」を併せて「低速時ブレーキサポート(前進・後退)」としている。

◎メーカー希望小売価格(消費税非課税)
スペーシア 車いす移動車

* 2WD車は前輪駆動。
* 価格には、リサイクル料金、保険料、税金(消費税は非課税)、届出等に伴う費用は含まれない。
* 環境対応車普及促進税制による自動車重量税の減税措置は2026年4月30日新車届出まで。記載の自動車重量税減税率は2025年4月30日までとなる。
* ピュアホワイトパール塗装車は25,000円高(消費税非課税)となる。
※1 車椅子簡易固定装置は、固定具(アンカーバー)に対応した車椅子のみ固定できます。固定具(アンカーバー)非装備の車椅子は固定できないので、車両に装備された後部固定ベルトを使用。
※2 衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
※3 事故防止対策の一環として、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。
* 安全運転を支援する機能の検知性能・制御性能には限界があり、状況によっては正常に作動しない場合がある。
これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心掛けてください。

新型「スペーシア 車いす移動車」の主な特長
1. 充実した安全装備
・ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備した。
・フロントバンパーとリヤバンパーに内蔵した超音波センサーが前方・後方の障害物を検知し、衝突の可能性があると判断した場合に、衝突被害軽減ブレーキによる衝突の回避または被害軽減を図る「低速前進時ブレーキサポート」、「後退時ブレーキサポート」を全車に標準装備した。
・その他、車線逸脱抑制機能や標識認識機能、SRSカーテンエアバッグなど、ベース車と同等の安全装備を採用した。

2. 利便性を高めた機能や装備の採用
・新たに4WD車を設定しました。降雪地方などのお客様にも安心して乗れる。
・テールゲート一体型スロープに前倒し機構を採用し、日常使いの利便性を高めました。スロープ格納時、室内側に倒すことで床面がフラットになり、乗車人数や手荷物などに合わせて室内空間をアレンジすることができる。
・回転タイプの車いす乗員用手すりを採用した。車いす乗員者がより掴みやすい位置に手すりを配置することが可能。
・車椅子簡易固定装置※1を販売会社装着アクセサリーとして設定した。電動ウインチで車いすを引き上げるだけで、車椅子簡易固定装置のフック部分に車いす側のアンカーバーが引っかかりしっかりと固定され、車いすの乗せ降ろしが容易となる。
・ビッグオープントレー(助手席)やオープントレー(運転席)、ドアトリムポケットなど多彩な収納スペースを設置したほか、スリムサーキュレーター※4やロールサンシェード※4、音声案内機能などを採用し、利便性、快適性を高めた。
※4 HYBRID X リヤシート付車に採用。

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