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オーテックジャパン、特別仕様車「プロスタイル」、および、車中泊仕様車、ライフケアビークル(LV)*1「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズのディーゼル車をマイナーチェンジ

日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、28日、「キャラバン」をベースとした特別仕様車「プロスタイル」、および、車中泊仕様車、ライフケアビークル(LV)*1「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズのディーゼル車をマイナーチェンジし、日産の販売会社を通じて4月下旬 より発売すると発表した。

今回のマイナーチェンジでは、ベース車と同様に「プロスタイル」、および、車中泊仕様車、「チェアキャブ」、「ワークユースビークル」シリーズにおいて、デザインをダイナミックで力強く存在感を増したエクステリアや、黒を基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアに一新した。
また、歩行者の検知も可能な「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術を新たに装備することで、安全性能を大幅に向上したほか、運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」*2を全車に標準装備した。そして今回のマイナーチェンジを機に、パワートレインには、新ディーゼルエンジンと7速トランスミッションを採用し、静粛性とスムースな加速を両立した。
昨年10月にマイナーチェンジしたガソリン車と同様に、車中泊仕様車では、従来の「プレミアムGX」に加え、新設定の専用内外装の仕様を施した最上級グレード「GRANDプレミアムGX」も、ベース車に追加した。 それぞれのグレードで、シートとベッドシステムの表皮を統一し、インテリアをトータルコーディネートしている。また、「チェアキャブ」では、車いす固定装置を一新し、操作性の向上を図った。

<キャラバン「プロスタイル」>
キャラバン「プロスタイル」は、こだわりのエクステリアとアクティブなインテリアを備えたワンランク上のプロ仕様モデルです。エクステリアには、専用装備の15インチアルミホイールをはじめ、存在感を高めるルーフスポイラー(オプション)などを採用し、スタイリッシュに仕上げた。インテリアには、お手入れがしやすく滑らかで質感の高い専用防水シートを、キャラバンで唯一採用しました。雨の日の作業やレジャーなどのアクティブな用途でも汚れを気にせず使用できるため、とても便利。

<キャラバン 車中泊仕様車>
●マルチベッド
キャラバン「マルチベッド」は、荷室スペースに左右跳ね上げ式のベッドシステムとフロアパネルを装備することにより、車内での快適な休憩や宿泊のための機能を有しながら、積載性も兼ね備えたモデル。ベッドは荷室全面にわたって展開できるほか、左右に独立させた状態での使用もできる。また、ベッドをベンチとして、オプションのテーブルと組み合わせて使用することも可能です。アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味での活用や、テレワークの仕事部屋としてなど、使用シーンに合わせてさまざまなアレンジが可能。

●トランスポーター
キャラバン「トランスポーター」は、フロアの強度と耐久性を向上し、アウトドアスポーツなどの大きく重量のある道具の運搬に適したモデルです。フロアは撥水性にも優れ、掃除などのお手入れのしやすい仕様としています。また、オプションのベッドシステムを選択すれば、快適な車中泊も可能となる。

<キャラバン「チェアキャブ」>
キャラバン「チェアキャブ」は、簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備し、車両後部から車いすやストレッチャーのまま車内に乗り込めるモデルで、主に福祉施設・病院の送迎用、福祉・介護タクシーのニーズに応える車両です。広い室内スペースと高いスライドドア開口を活かし、充分な介護スペースと多彩なシートアレンジを実現した3つの仕様をラインアップしている。
今回のマイナーチェンジでは、車いす固定装置を一新し、操作性の向上を図りました。車いすのフレームに掛けるフックを軽量化するとともに、ワンアクションでフックの分離を可能とし、さらに、従来のベルトタイプからワイヤー式に変更して固定時間を短縮するなど、さまざまな形状の車いすを、素早く容易に固定することが可能となった。

【各仕様の特徴】

車いす2名仕様 : 車いす2名が乗車可能。歩行可能な方8名と合わせて10名乗り。
車いす1+1名仕様 : 普段は車いす1名、いざという時には2名が乗車可能。歩行可能な方が多い場合に最適。
車いす4名仕様 : 最大で車いす4名が乗車可能。車いすの方が一度に多く乗車する場合に最適。

<キャラバン「ワークユースビークル」シリーズ>
●DX 2分割上級セカンドシート
キャラバン「DX 2分割上級セカンドシート」は、バンDXをベースに、セカンドシートをベンチタイプの折りたたみシートから、上級グレードの5:5分割可倒式シートに変更したモデル。セカンドシートの半分を倒せば、長尺物を積載しながらもセカンドシートに1人が乗車可能となる。また、オプションのスライドサイドウインドウをセカンドシートの両側に標準装備し、後席の利便性と快適性を向上している。

●中温冷凍バン/クールバン
積荷の温度を外気温以下に保持して運搬する車両です。荷室に断熱材と冷凍装置を装備し、温度管理が求められる食品などを確実に運搬することができる。庫内温度の管理は、「中温冷凍車」ではマイナス5度まで、「クールバン」では5度まで可能となる。荷室内装には抗菌パネルを採用したほか、プラズマクラスタ―®の搭載により、ニオイやカビを抑えて清潔な荷室を維持できる。

●保冷バン
積荷の温度を保って運搬する車両です。荷室の全面に断熱材を採用し、外気温が庫内に与える影響を軽減している。

●リフター付バン
重量物の積み降ろし用に、車両後方に自動昇降リフターを備えた車両です。リフターは後方視界を妨げない折りたたみ式で、400kgまで昇降させることが可能。またリフターは、格納時に横方向に開閉することもでき、リフターを使用せずに軽い荷物を積み降ろしする際の妨げにならない構造。

<キャラバン特装車ディーゼル車 全国希望小売価格(消費税込み)>

(単位:円)


*1: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいます。
*2: 「チェアキャブ」では、運転席・助手席に採用。

キャラバン「プロスタイル」 WEBカタログ

キャラバン「マルチベッド」 WEBカタログ

キャラバン「トランスポーター」 WEBカタログ

キャラバン「チェアキャブ」 WEBカタログ

キャラバン「ワークユースビークル」シリーズ WEBカタログ